油の特徴と種類
☆ 保湿力のある石けんを作るが注意をする特殊な油 〇 なたね油(キャノーラ油) アブラナ科の植物であるなたねの種子をしぼったり溶剤で抽出して作ります。 〇 ひまわり油(サンフラワーオイル) ひまわりの種子から圧搾法や溶剤抽出によって得られる油です。 〇 紅花油(サフラワーオイル) キク科の一年草、紅花の種子を圧搾または、溶剤抽出することで得られる油です。 ☆ さっぱりとした石けんにする油 〇 ごま油 ごまを搾って得られる油です。オリーブオイルとは言わないまでもそれと同じくらいに台所でもボディーケアにも大活躍の油です。 〇 米(ぬか)油、コーン(胚芽)油、小麦胚芽油 この三種類の油はどれもそれぞれの植物の実の胚芽の部分からとれる油です。性質は良く似ています。 〇 綿実油 ワタの種子を圧搾して精製して作られます。高級サラダ油やマーガリンやショートニングの材料として使われてきました。 〇 大豆油 大豆を原料に溶剤抽出法で作られる油です。 〇 グレープシード油 ぶどうの種子を圧搾、精製して作った油です。 〇 くるみ油(ウォルナッツオイル) くるみの実を圧搾して作った油です。 ☆ 皮膚にとって特別な効用のある油 〇 ククイナッツ油 ククイナッツという木になる実を圧搾してとる油です。痛んだ皮膚や切り傷、火傷を治すために使われた赤ちゃんの肌の手入れに欠かせない油だったようです。 〇 月見草油 月見草の種子から取れる油です。皮膚病や喘息などの治療薬として使っていたことが知られています。 〇 ローズヒップ油 ローズヒップというバラ科の植物の種子から取れる油です。ビタミンCが多く含まれているので風邪の薬や天然ビタミンCの材料として使われています。 〇 ホホバオイル 砂漠に自生する常緑の灌木でその種子から取れる油です。オイルと呼ばれていますが成分は、脂肪酸とアルコールが結合して生成したエステルと呼ばれるもので、液体ろうです。皮膚になじみやすく使用感がさっぱりしているのが特徴です。水分を保持しながら皮膚呼吸をさまたげない上質の保湿膜を作ります。 |