着付けを始める前に準備をします
たいていは、美容(ヘアー)の方から先に始めますのでお客様のお荷物を預かります。
包みをといて準備をします。汚れないように風呂敷などの上に、準備しましょう。
小物など初めて使う場合、新しい物はビニール袋に入ったままですので全部出してすぐ使えるようにします。コーリンベルトなどもお客様の体型にもよりますが、すぐに直せるようにゴムを広げて自分の肩幅くらいに調整をしておきます。
たまに、古いコーリンベルトなどは、金具、もしくは、プラスチックなどの止め具が上手く開かない場合がありますのでチェックしましょう。
以前、呉服屋さんの振袖の前撮りの時に側で着付けていました着付け師さんがコーリンベルトを止めていた時にパチーンと凄い音でプラスチックが粉々になった事があります。ちょうど、呉服屋さんのイベントだったので新しいのを購入して頂きましたが…着付け会場ですぐに手に入らない場合もありますので予備に一本持っておくと安心ですね^^;
まず、一番下に前帯板と後帯板。その上に、帯の準備。
結びやすいように手先を半分に途中まで折りたたんでおきます。
帯締めや帯揚げ、帯枕、三重紐、コーリンベルト、腰紐、伊達締め、その上に着物を袖だたみにしておきますが、重ね衿は着物に三箇所をピンチで付けておきます。
その上に長襦袢用に腰紐、伊達締め、長襦袢(半衿の付いたものに衿芯を入れておきます)その上には、裾よけと肌襦袢、補整用品、足袋(履きやすいように半分に折っておきます)着付けをする順番に上から重ねて置いておくとスムーズに着付けができますね^^もう一つは、着ていたお洋服を入れる為の袋か風呂敷も準備しておきましょう。