七五三 着付け 帯結び-しゅみのきもの

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●コーリンベルトの代わりの腰ひもの使い方


コーリンベルトのお話をします。 着物ベルトともいいますが…。

要するに着物を着る時に前のおはしょりが二枚重なると分厚くなるのでスッキリとさせるために 一重にします。

その為のおはしょりの始末として…腰紐から上の下前を一重あげにするのに使います。

それだけではありません^^伊達衿を着物の衿に重ねて使う時にも便利です。

が…しかし。 無くても大丈夫です。

腰紐が代用してくれますからね。 コーリンベルトの代わりの腰ひもの使い方は。

●着物を着て腰ひもを締めて…次の段階で下前を上に三角に折り上げた所に腰ひもを当てて後ろへ回して 両紐を前に廻してきたら衿袷を確認してから上前をかぶせて後から廻してきた腰ひもを前で結びます。

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分かりやすいように下前を引き出していますが、自分で着る場合 引き出さなくても中でできます。

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こんな感じで腰ひもをあてて後ろへ回します。 この時に重ね衿がある場合、重ね衿を下に引き気味にして三角に上に折り上げて 腰ひもで押さえて 後へ回します。

itijyuu3.jpg


写真は、下前が見えやすいように引いて開いていますが…。 自分で着付ける場合は、両紐を左手に緩まないように持って右手で上前を合わせて整えます。

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※着付け師さんの場合ですが一人で着付ける時には、コーリンベルトをお持ちでない方は、この方法で… 後に廻した両紐を前に戻した時にお嬢様に両紐を持ってもらったら良いと思います。

重ね衿があると片手では難しいのでね。

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コーリンベルトの代わりの腰紐使いでした。

itijyuu6.jpg


上に書いた、この方法が難しければ…。

着物を着て腰ひもを締めて…次の段階で下前を上に三角に折り上げた上にそっと上前をかぶせて 腰紐を前から当てて後ろに廻して前で結びます。

重ね衿などが無い場合この方法が簡単でしょう。


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