着物の補整

※補正は必ずしなければならないものではありませんが、体型を整える事で着崩れを防ぎます。

ヒップの上やウエスト

ヒップの上やウエストにタオルで補整をします。

(ちょうど帯を巻く下地にタオルがある様に)

タオル三枚、体型によっては前にも入れて五枚いる場合もあります。
タオルを押さえるのに腰紐一本使用。
(くびれを無くして、ずん胴型にする)

市販の補正下着や補正パットなどを利用しても簡単便利です。

胸元の補整

※振袖の補整は、初々しさを出すために、肩から胸にかけてふっくらと仕上げる事が大切です。
その為には、肩の下のくぼみ、胸の薄さをカバーするための補整をします。(タオルや晒し、ガーゼ、綿花を使い体型に合わせて整えます)

胸元、襟元の補整は綿花で両方の鎖骨の凹みを補整します。

端を裂いたガーゼを胸から当ててバストを押さえながら(補整用の綿花)巻いていく方法と。
綿花やガーゼがない時はタオルを細長く半分に折って首元にVにあてる方法があります。

この補整をしないと長襦袢や着物の衿元が落ち着きません。
直線裁ちのきものは、体型の凸凹を無くす事できれいに着あがります。

胸の薄い人は鎖骨下からバストの間にタオルを置いて胸元を整えましょう。

胸の豊な人は和装ブラジャーで押さえ胸元を整えると思いのほかきれいな着付けになります。

豊満な胸の方の補正はいりませんが胸を押さえても鎖骨の上のくぼみがある場合は綿花で少量の補正をしましょう。

余談ですが。。。

この間写真を整理していて

娘たちの着物姿の写真を年数ごとに見比べていたところ

どうも納得のいかない着付けだったなぁと反省の写真も多々あってガックリ。

普段着はともかくとして、やっぱり礼装着の訪問着は補正が要!!だと思います。

娘たちは補正を入れると太って見えるから。。。

少なめにと要求します(;^_^ が。。。その時の写真は胸元やおはしより付近の

ん。。。私的には物足りない感はいなめない。

しっかりと補正した時の写真は、まるで着物雑誌の表紙みたいに。。。ちょっと褒め過ぎですが(;^_^私的には満足。。