和装 質問集

皆様から掲示板に書き込まれた質問です。私の分かる範囲内で回答させていただきました。

質問がある方は、よろしかったら一度読んでみて下さい、参考になる回答があるかもしれません。
私の知っている限りの回答ですから(^_^;)ご意見やご感想のある方はメールを頂ければ嬉しいです。
by管理人(*^^)v
■ 質問

* 「フォーマルな草履って!?」

アドバイス

★フォーマルな時の草履
呉服屋さん曰く
留袖や色留袖に合わせる草履バックは金または銀の単色のもので、素材は錦地(帯地などの織り地)が一番格上になりますが…。
私が若かりし頃に一番最初に結婚式に出席のため買ったのが、布製の佐賀錦の草履とバッグとセットで買ったことがあります。
この時には何も分からずデパートの方の言われるがまま(笑)

その後、訪問着などには、本革やエナメルなどの淡い色が好ましいと知り…。
もちろん留袖にも革素材やエナメルでもまったく問題ありません。
私のも娘達のも淡い色のエナメルの草履とバッグとのセットで買い揃えました。
単品で購入する時のフォーマルな草履は、台の色を他の着物の色と合わせやすいように淡い生成り色にしています。

一口メモ
※訪問着や色無地に合わせやすい、金か銀ベースの少し色を使った革素材のものやエナメル素材の淡い色を選ばれると良いかと。
※濃い色は合わせるきものを選ぶこととカジュアル感が強くなる場合がありますのであまり濃くない色を選ぶのがポイントです。
※フォーマルな草履のかかとの高さは4㎝から5㎝位あるものがフォーマルな場合は良いかと思います。
※フォーマルだからと言って草履とバッグのセットでなくてもかまいません。
品格のあるバッグなら草履との調和がとれていればそれでOKです^^

保管
手入れしてから風通しの良いところで陰干ししてから草履の下に割り箸などを敷いて底が密着しないようにすると長持ちします。

■ 質問

* 袴姿の着物の着付けには一重上げはするのですか?準備する物の中にコーリンベルトがあるのですが?

アドバイス

着物の着付けの時のように一重上げはしません。襟元を整えておはしょりが二枚しっかり重なるように手刀でトントンと整えます。
コーリンベルトは重ね衿を止めるのに使います。使い方は、コチラに詳しく書いています。

■ 質問

* 2つ質問があります。1つはコーリンベルトについて。 「ベルトの使い方」のページでは、【ウエスト位置にとめる】と書いてありますが、 「着付け師」のページでは【バスト下】とありますが、どちらのほうが正しいのですか? また、下前の一重上げた部分も一緒に挟むのですか?

もう1つは、自分で着付けるとどうしてか長襦袢の襟が緩みます。襦袢に「衣紋抜き」を付けて紐を通し前で結び、その上から伊達締めをしています。 紐を結ぶ位置が悪いのでしょうか? どうか教えてください。

アドバイス

大体はウエスト当たりですが年齢によって帯の位置が違います。帯の下部分に上手く収まれば良い事ですがあまり上でも帯を締めた時に止め部分の固いのが胸に当たり痛い場合があります。自分なりに痛くないところを決めて下さいね。

着付け師のページでは若いお嬢さんの振袖の帯を元に書いてあります。 振袖姿は現在はとても高い位置に帯がくるようになっていますから腰紐もベルトもその分高くなります。帯の下に一重上げの折り返した分が補整の一部となっています。 また、下前の一重上げにした部分は上に持ち上げますが、いっしょには挟みません。

もう一つの質問ですが、 紐を結ぶ位置ではなく「衣紋抜き」の縫い付ける位置が低いのでは?メニューから衣紋抜きの作り方のページを参考にしてくださいね。

■ 質問

* 子供の卒業式に着物を着たいと思い、がんばって練習しています。 長襦袢の襟の緩みについてなのですが、 衣紋はいい具合に抜けているのに、着物を着付けているうちに、だんだんと襟が緩むというか、 開いてしまって鎖骨が見えそうになります。 胸が“うすい”せいなのかと思ったり、紐の結び方がゆるいのかと思ったりするのですが、どうなのでしょうか?(?_?) またまたよろしくお願いします。

アドバイス

長襦袢の衿元が落ち着かないのは鎖骨辺りの補正が足らないのだと思います^_^; 裾よけと肌着を着けた後、胸元の補正をされていますか?両鎖骨の上に普通綿花などで補正をするのですが、無ければタオルを縦に半分にさらに半分に折ると細長くなりますね、3/1でも良いですよ。それをVに折り胸元におきます。両鎖骨の上、肩にかかるくらいの位置です。 その上から長襦袢を着ると胸元バスとの上がふっくら長襦袢の衿もきまります。 頑張って着物ライフを楽しみましょうね^^

■ 質問

*女袴で質問があるのですが、前のひもが短い時はどのようにしたらよいのでしょうか?
以前、身長はそれほど高くなく、ふくよかな方がLサイズの袴を、借りていらしたのですが、ひもの長さを確認されていなかったようで、やっと結び切りが出来る程度の長さでした。
腰ひもを切って長さを足すしか方法はないのでしょうか?

アドバイス

とてもふくよかな方で、前もって準備ができない場合は…前紐はご存じの通り、前から正面にあてて、後ろに回し、半幅の結び目にクロスしてまた、前にもってきて、また折り返して後ろへともっていくので…とても、ふくよかな方は、紐の寸法が足らないと思いますね。
結びきりでも結べるのならそれでオッケイなのでしょうが。

ぜんぜん結べないのなら足すしかありませんね。
それでも、足らない場所が後ろなので後袴を上からかぶせる場所なので腰ひもを半分に切って両紐に足すのもアリかもしれませんね。ようは、ゆるんで着崩れなければ良いのですから。

もし、腰ひもも予備がないのであれば…一番最初の、正面にあてて、前から後に回して、いきなりですが一度硬く結び、半幅帯に絡めて、しっかり結ぶしかありませんね。
前がちょっと頼りなげですが…後ろ紐でしっかりと押さえ結ぶしかありません。
もし、腰ひもの予備があるのなら、あやうくぎりぎりで結ぶよりも、足した方が良いかもしれません。

そういえば私の先輩がそんな話をしていたことがありました。 自分の手持ちの腰ひもを半分に切って使ってさしあげたと。 その場に遭遇して困った時でも、お嬢様には不安を与えないように…大丈夫ですよとお声をかけてさりげなく、処理をしてあげたいものですね(#^.^#) がんばりましょう♪




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です