「 着物の種類別の着付けのポイント 」
* 「黒留袖」などのフォーマルな着物は、衣紋を普段よりも多めに抜きましょう。
衿、半衿は、衣紋を大きく抜いたぶん半衿の幅も広くします。
喉のくぼみの下あたりでゆったりと合わせます。
二重太鼓の帯幅は、普段よりも広くして前板も、幅の広くて長めのものを使用します。
二重太鼓も大きめにします。
裾線は、格調高い豪華な模様を引き立たせるように着丈も長め、草履にかかるくらいにします。
* 「訪問着」も留袖と同じように着付けますが、衣紋を抜きすぎると上品さに欠けますので握りこぶし一つ分くらいにします。
半衿の出し方は、留袖と同じく広めに出します。
裾線は、お部屋での場合は、足袋が見えない程度、他は、留袖と同じです。
* 「色無地」もフォーマルな着付けですが、お茶席では、衣紋も控えめに抜きます。
衿合わせも少し詰めて、裾線も足袋が見えるくらいに着丈を決めます。
他、パーティーや披露宴では、上記のフォーマルな着付け方と同じです。
* 「小紋」などは、普通 若い方は、衣紋の抜きは、控えめに、若々しく、ミセスは、握りこぶし一つ分と一般的ですが
カジュアルなオシャレとして楽しむ自由な着付け方で
衣紋を多めに抜いたり、いろんな半衿で楽しんだり、すべてを自分流に楽しめます。
ちなみに、私の大好きな
* 「紬」の着物は、衣紋をひかえめに小さく抜きます。
衿元は、色衿や刺繍衿などは、多くだしますが白襟は、少なめに、きりっと着付けます。
裾も普段よりも短めの方が全体のバランスが良くて動きやすいですね(*^_^*)
でも、これは、あくまでも自由です^_^; 大島紬など、織袋帯などでセミフォーマルで着る場合は、上記のように着付けたりします。
|
|