● 虫ぼし
* たんすや、衣装箱などに着物を入れたままにしておくと、湿気をおび、カビの原因になります。
とくに絹は糊気を含んでいますからカビが生えやすくなるのです。
また、ウールの着物やコート類はカビは生えませんが虫食いの恐れがあります。
これを防ぐために風を通して虫食いやカビを防ぐ為に虫干しをします。
(冬は ◇寒干…梅雨明けは ☆土用干し)
◇ 虫干しは空気の乾燥している12月から2月が適しています。
☆ 梅雨時にはカビが生えやすいので梅雨明けのお天気の良い日が続いた時にも絹の着物には良いでしょう。
* 土用干しで注意する事は、害虫が卵を産みつける時期ですからウール類の虫干しは冬の寒干しにした方がよいでしょうね。
● 虫干しを行う日と時間
晴天が二日以上続いた天気の良い日が良いでしょう。
午前10時頃から湿気が上がらない午後2時頃くらいまでに。
● 虫干しのしかた
部屋の窓を開け放ち風を通して、着物や小物類を掛けますが、この時に直接日光が当たらないように
気をつけましょう。
箪笥も衣装箱もふたを開けて風を通しましょう。
● 後始末
午後2時過ぎになったら着物を一枚ずつ点検しながらたたみましょう。
箪笥の中敷も新しくして防虫剤、防湿剤も忘れず入れましょう。
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