長襦袢の着付けは着物の仕上がりを決める大切なも

こんにちは。

早いもので、もう今年も二か月足らずです。

一年はあっという間、いつも私、言っていますね(;^_^A アセアセ・・

前回、着物を着るための補正の話を書きましたが、今日は、次の長襦袢の話を書きます。

 

長襦袢は、フォーマル用は白か淡い色、カジュアル用には小紋柄や二部式を。

長襦袢の着付けは着物の仕上がりを決める大切なものです。衣紋の抜き加減やえり合わせは、長襦袢の着付けで決まります。

※半衿は、塩瀬の白を基本に着物の素材や季節に合わせて使い分けます。

後ろ衿ぬき(衣紋)とシワの始末

長襦袢の後ろ襟ぬきはコブシ一つ分抜きます。

*背中のシワは、左右に振り分け脇でタックを取ってスッキリ始末し、下へシワを引いて着物の上にひびかないようにします。

*衿合わせは、振袖(ミスの場合)両前衿は深く、のどのくぼみをかくすように合わせ胸紐を当て、結んだら両脇の袖付け(身八つ口)を前後合わせて下に引く始末を忘れずにしましょう。

(後で着物の袖と重ね合わす為)

(その時に前衿合わせが開かないように注意する)

伊達締めを締め、前で交差して挟む。

結ばない方が帯結びの時にゴロゴロしません。

その時にバストの下のシワを下にゆっくり引いて整理しましょう。

長襦袢をきれいに着付けないと上に着る着物もきれいに仕上がりません^^

 

* ミセスの場合の衿合わせは、のどのくぼみから指一~三本くらい下げます。

 

● 丈の長い長襦袢の着付け方ポイント!は、こちらから参考にしてくださいね。

http://relaxing-mall.boy.jp/obi/nagajyubanhimo.htm

● 画像で見る長襦袢の着付け方ポイント!は、こちらから参考にしてくださいね。

http://www010.upp.so-net.ne.jp/sayo50/nagajyuban-pointo-1.html

 

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着物を着る為の足袋から補正までの事

今朝、テレビで早朝にあった北海道の地震の事を知りました。

大型の台風が去ったと思ったら今度は地震です。。。怖いですね、甚大な被害をもたらす大きな地震でした。どうぞ、これ以上怖い事が起きませんようにお祈りしています。心よりお見舞い申し上げます。

今日は着物を着る時に、気を付ける事を書いてみます。

まず初めに

足袋から始めます。

足袋

足袋は、半分だけ折り返して履くと履きやすいです。

コハゼはしっかりと止めましょう。
コハゼ(足袋の合わせ目につけた爪形(つめがた)の留め具)

肌着
(裾よけ、肌着、他ワンピースタイプなど)
ワンピースタイプでない時は、裾よけ、肌襦袢の順につけます。

裾よけは紐の付け根のサラシを折り返して巻きつけて結びます。
肌襦袢の後ろ衿(衣紋)ぬきを思いきり広く開けておきます。
ワンピースタイプなども、ウエスト紐はゆるめに。
背中のシワは、左右に振り分け脇でタックを取ってスッキリ始末し、下へシワを引いて着物の上にひびかないようにします。

補整
ヒップの上やウエスト
ヒップの上やウエストにタオルで補整をします。
(ちょうど帯を巻く下地にタオルがある様に補正をします)

余談ですが…着物を着付けた時に、胸紐や腰ひもも、このタオルの上に当たるのでキツク結んでもタオルが吸収してなじんでくるので補正は必要です。

腰ひもが緩いと考えただけで、最悪ですねズルズル着物が落ちてきますから(;^_^A アセアセ・・。

そうそう、それと、このウエストやヒップの補正は位置を間違えると大変な事になりますね。
下すぎるとお手洗いの時にヒップの上後ろにタオルがのぞきます。

それと、お手洗いの時に気を付けないと、ヒップの上のタオルが手に当たりますが、そのままの位置で動かさないようにしましょう。

これを引き抜きますと、腰ひもは緩み~着物がずり落ちて最悪の状態になりますね。
こんなことが起きないためにも補正の位置は重要な仕事です。

こんな事が邪魔くさいと思われる方は補正の市販のものがあります。

胸元補正には長襦袢の中にパットが入っていますし、ウエストやヒップの補正はベルト式で前でペタッと貼れば完璧。便利な時代です。

あぁ~話がそれましたが(^_^;)
もとに戻って

タオル三枚、(体型によっては、前にも入れて五枚いる場合もあります)
タオルを押さえるのに腰紐一本使用。

補正は、(くびれを無くして、ずん胴型にする)

補整。胸元

胸元、襟元の補整は綿花で両方の鎖骨の凹みを補整します。

着付け師さん達は綿花やガーゼで補正を作りますが、普通はタオルを細長く半分に折って首元にVにあてる方法があります。
この補整をしないと長襦袢や着物の衿元が落ち着きません。

直線裁ちのきものは、体型の凸凹を無くす事できれいに着あがります。
胸の薄い人は鎖骨下からバストの間にタオルを置いて胸元を整えましょう。

胸の豊な人は和装ブラジャーで押さえ胸元を整えると思いのほかきれいな着付けになります。

美しい着物の着付けは、胸元、衿元の補整から始まるのです(#^.^#)

頑張ってくださいね。




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