高齢者。最近この言葉が頭の隅でいつもチラッと気になる。
例えば、この間しゃがんで拭き掃除をしていたが少しバランスを崩して体がゆらっと倒れそうになった。今までならグッと踏ん張って防げたことができなくなって、スローモーションのように座り込んでしまった。自分で分かっている。脚の筋肉量が減っているのだろう。昨年からコロナのせいで辞めてしまったスポーツジムでマシンで計ってもらったデータで私の脚の筋肉量がバランス的に一段と少ないと言われたのだ。
倒れた瞬間、あれぇ?何だ今のは…。思わず笑ってしまった。
今までできていた事がいつの間にかできなくなっていた。これが年齢を重ねる、歳をとるという事なのだろう。十年前、二十年前と考えるといつの間にか私も高齢者になりつつあるのだ老いているのだ。
若い頃、身近にいた老人だと思っていた人と同じように自分も老人になっているのだ。誰しも通る道だろう。人生は長いようで短いものだと思う。自分がふがいないと焦る。やっておきたかった事があり過ぎてどれから手を付けて良いのか分からなくなる。これも性格のせいなのか。
私の両親は今の私の年齢で亡くなってしまっている。そのせいなのか私も寿命が短いのではと考えてしまうのだ。
今日は久々に雨も上がり、気温も少しだけマシになっているようだ。四日ぶりにウオーキングにでかけよう。
今日も良い一日でありますように。